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2024年10月の記事一覧
合唱コンクール
10月25日(金)に合唱コンクールを行いました。
各学級とも、学年ごとに決められた「課題曲」と自分たちで決めた「自由曲」の2曲の合唱をします。
最初に実行委員が曲紹介(これまでの取組の様子を含む)を行い、指揮者・伴奏者を変えながら2曲の合唱をしました。どの合唱もこれまでの練習を通じて積み上げてきた団結力と歌唱力で、聴く人の心に響く合唱ばかりでした。
多くの保護者にご来場いただき、子どもたちへ温かい拍手を送っていただき、ありがとうございました。
以下は、校長から生徒たちに贈った言葉です。
合唱コンクールを終えて~全校生徒の皆さんへ~
私は、今年初めてこの宇野中学校のみなさんの合唱を聴いて、率直に、とても感動しました。閉会のあいさつでも言いましたが、1年生から合唱のレベルが高く、どの学年も練習の段階から一生懸命な取組が見られ、歌声に気持ちがこもっていてすばらしかったです。
ステージ上での態度や動き、これもすばらしかった!他の学校の人たちや地域の小学生たちにも自信をもって見せることができる「かっこいい」姿だなと思いました。そして、一人一人個性があるように、合唱にもクラスごとに個性があり、それぞれに良さがあるので、順位をつけるのが本当に難しかったです。さらに、クラスの一体感が感じられて、聞いてて心が揺さぶられるような感覚さえ覚えました。
また、指揮者、ピアノ伴奏者のみなさんが、クラスの合唱を支えるために頑張ってくれている姿にも感心しました。ピアノ伴奏の人はおそらく、夏休みから長い時間をかけて練習してきたのだと思います。その努力とプレッシャーの中での伴奏や指揮は大変だったと思います。そのがんばりに敬意を表したいと思います。
実行委員の人たちの頑張りや、実行委員によるクラスの紹介文もとてもよかったです。実行委員の人たちが「自分たちの手で合唱コンクールを創り上げるんだ」という強い意志がちゃんと伝わってきました。クラスの紹介文も、本番までのクラスの取組の様子や、クラスの合唱の聞き所やポイント(例えば、「サビの部分の男女のハーモニーを聞いて下さい」や、「この歌の歌詞に込められた思い」、「大切な人を思いながら」など聞いてほしいポイントを言ってくれたので、聞く方もその点に注意しながら聞くことができました。
最後に、私からみなさんに伝えたいのは、学校はやはり、「あなたたち生徒が主役」だということです。この合唱コンクールで経験したことを生かして、これからの学校(行事だけでなく、委員会や様々な活動も)を自分たちで考え、自分たちで行動し、自分たちで創る意識をもっていて下さい。
生徒が真ん中の魅力ある宇野中学校をみんなで作っていきましょう!!
合唱コンクールに向けた練習の風景
いよいよ明日、合唱コンクールです。
これまで、各学級、合唱コンクール実行委員、指揮者、伴奏者を中心に、工夫して練習を続けきました。
本番では、その成果を発揮するとともに、先生に引っ張られるのではなく、自分たちが仲間と積み上げてきた様々な「価値」に、気づき、実感し、感動し、達成感を味わってもらいたいと思います。
後期生徒総会
後期総会を実施しました。
はじめに、校長先生から、生徒会長などの生徒会三役や専門委員会委員長の新執行部に対する承認がありました。
令和6年度後期・令和7年度前期の生徒会活動全体テーマは「青春開花~大切な青春を一生の思い出に~」としました。
前期の活動の反省は旧執行部、後期の活動の予定は新執行部が行いました。その中には、生徒たちの声から改正した「生活の約束」についての説明を含め、生徒たちの自治の精神に基づく反省・取組の紹介・質疑応答などがあり、充実した熟議の場となりました。特に「公約」について、「生活の約束」の改正で学んだ必要な様々なことを経て、実現させてもらいたいです。
今後も生徒が自ら動き、生徒の手で宇野中を進化させる取組に期待しています。
「生活の約束(校則)」の一部見直しを行いました
生徒会執行部が中心に、全校生徒アンケートや県内での校則改正の事例研究を行い、髪型や服装に関する「生活の約束」を生徒の力で一部改正した取組を紹介します。
様々な説明資料を準備し、生徒会三役(生徒会長など)と学校職員の代表との意見交換に臨みました。改正すべきであると主張するための根拠となる事例やデータなどを用いた生徒から説明を学校職員が受けました。先生たちから質疑が出され、参加者全員で熟議する場を持ちました。熟議後、次の校長・保護者プレゼンにつなげるために、生徒たちは提案の仕方や根拠の見直しなどを行いました。
次に、後日、校長先生・PTA本部役員全員(4名)と生徒会三役と熟議の場を持ちました。前回の学校職員との熟議から大幅にブラッシュアップされた説明資料を基に生徒からの説明があり、参加者で熟議されました。生徒からの提案は、最終決裁者である校長先生に承認され、一部の「生活の約束」が改正されました。ただし「生活の約束」は、これまで以上に、生徒たちによって守られるような取組が必要であることも確認しました。(改正された具体的な内容は、後日の生徒総会で全校生徒に発表されました。)
今回の取組は、生徒の自発的な取組であり、自治の精神を育むためのよい機会だったと考えています。今後の生徒主体の取組が増えていくことを期待したいと思います。