本校生徒の様子

本校(生徒・先生)の日々の様子

中学生と社会人・学生とで語り合い、生き方を考える「あすなろの会」を実施しました

 本校では「地域とともにある学校」を目指して、地域の方々のお力添えをいただきながら特色ある学校づくりを進めていく学校運営協議会の取組の一環として、「明日は○○になろう!」の思いを込めて「あすなろの会」と命名し、中学生が様々な職業の社会人や学生と進路選択の方法や働くことの意義などについて話し合う機会を設けることにより、自分の将来の生き方を考える活動を行っています。
 この会では、中学生、大人、学生を合わせて8人程度のグループをつくり、司会から提示する様々なトークテーマに対して、決められた時間内で話をします。生徒たちは普段は多く話すことのない職種の大人や学生と「働く意義」などについて語り合いました。生徒からは「普段聞けない意見が聞けた」「いろんな考えがあっていいんだ」など、多くのよい感想をたくさん聞くことができました。

 実施にあたり、学校から、この会を運営する2年生の生徒会三役と学級委員に対して「この会はみなさんですべてを決めてもらっていいです。運営の全てを任せます」と伝えました。このことを受けて、2年生の生徒会三役と学級委員は、ランチミーティングを数回行い、挨拶、スケジュール、トークテーマなど、準備から当日の運営まで生徒のみで見事に自走してくれたこと、素晴らしいと思いますし大変嬉しく思います。

 最後になりましたが、この会の開催にあたり、学校運営協議会並びにPTA本部役員の皆様、当日、ご多忙の中お集まりいただいた、社会人約40名、玉野総合医療専門学校の学生約40名の皆様、その他関係各位に、この場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。

  

  

  

  

  

 

校内研究を実施しました

 本校の校内研究では、授業と家庭学習とがつながる質の互い学習と、授業での協働的な学習の充実について研究をしています。今回は、2年生の通常学級3クラスで、国語、数学、技術で公開授業を実施し、研究協議をしました。

 研究協議では、生徒一人一人が、自ら学びに目的意識を持ち、自律的に学習を進められるために教師としてすべきことは何かを真剣に議論しました。今後も「学び続ける教師」として教師の取組と生徒の学びが「相似形」となるようにしていきたいと思います。

  

たまの未来プロジェクトの全校発表会を行いました

 本校の総合的な学習の時間では「たまの未来プロジェクト」と称して、玉野市を学びのフィールドとし、生徒が自ら課題を見いだし、その解決のための具体的な取組を提言するなど、中学校三年間を通じた「地域学」に取り組んでおります。キャリア学習として位置づけ、1年生は「玉野を知る」、2年生は「働くことを玉野を通じて考える」、3年生は「玉野市の未来に向けた提言をする」ことを目的に、探求的な学習を通じて問題解決能力非認知能力などを育成すること目的としており、岡山県が推奨する「夢育」につながる取組です。
 全校が一堂に会し、外部評価者として、玉野市副市長、玉野市教育委員会教育長、玉野市商工観光課長、地域コーディネーターをお招きして行いました。各学年の代表チームが、スライドや動画などを用いてプレゼンテーションを行い、その発表を基に質疑応答をしたり、外部評価者からコメントをいただいたりして、学びを深めていきました。
 また、発表の途中には、3年生のすべての班が1・2年生とのパネルディスカッションを行いました。

 生徒が自ら課題を見いだし、その問題解決のために、学校での学びとともに現実社会で本物と出会うためのフィールドワークを重ねながら、生き方や協力の仕方など、多くのことを学び、それぞれ自分の夢を育てるための機会となりました。

 

【プレゼンテーション・質疑応答の様子】

  

  

  

  

【パネルディスカッションの様子】

  

  

赤ちゃん登校日

 宇野中学校区の愛育委員の皆様と玉野市こどもみらい課にご協力いただき、今年度も「赤ちゃん登校日」を行いました。当日は、たくさんの親子に参加いただき、本当に感謝しています。
 生徒たちは、お母さんに「子どもを初めて抱いたときの気持ち」や「子育てでの喜びと苦労」などの質疑・応答を通じて、自分も親から大切にされていることや発達段階による違いなど、多くのことを学べる体験活動となりました。
 会の進行のサポートは愛育委員の皆様にしていただき、「地域と共にある学校」として取り組めたことにも感謝しております。

  

  

  

  

たまの未来プロジェクト 学級・学年発表の様子

 本校の総合的な学習の時間では「たまの未来プロジェクト」と称して、玉野市を学びのフィールドとし、生徒が自ら課題を見いだし、その解決のための具体的な取組を提言するなど、中学校三年間を通じた「地域学」に取り組んでいます。
 全学年、課題別のグループとなり、それぞれが設定した課題を協働的に解決する学習を重ね、その結果をスライドや動画などにまとめ、プレゼンテーションを行いました。
 プレゼンする側のときも聞く側のときも、みんな楽しそうにそれぞれの学びを共有していました。
 学ぶって楽しい、探求って面白い、そう感じられた機会だったと思います。

  

  

  

  

  

 

【二年生】職場訪問インタビュー(たまの未来プロジェクト)

 10月はじめに、たまの未来プロジェクト(総合的な学習の時間)の探求学習の一環として「職場訪問インタビュー」を行いました。
 この取組は、写真の通り、地域の様々な職場を訪問し、それぞれのお仕事のやりがいや苦労などを伺いながら、生徒たちは自分の将来について考えることを目的としたフィールドワーク(校外学習)です。訪問先の皆様には、生徒に対して多くの学びの機会を提供していただき感謝しています。
 その後はこの学びを整理して、学年発表・全体発表に向けての準備につなげていきました。

  

  

  

   

  

  

  

   

 

合唱コンクール

10月25日(金)に合唱コンクールを行いました。
各学級とも、学年ごとに決められた「課題曲」と自分たちで決めた「自由曲」の2曲の合唱をします。
最初に実行委員が曲紹介(これまでの取組の様子を含む)を行い、指揮者・伴奏者を変えながら2曲の合唱をしました。どの合唱もこれまでの練習を通じて積み上げてきた団結力と歌唱力で、聴く人の心に響く合唱ばかりでした。
多くの保護者にご来場いただき、子どもたちへ温かい拍手を送っていただき、ありがとうございました。


以下は、校長から生徒たちに贈った言葉です。

合唱コンクールを終えて~全校生徒の皆さんへ~
 私は、今年初めてこの宇野中学校のみなさんの合唱を聴いて、率直に、とても感動しました。閉会のあいさつでも言いましたが、1年生から合唱のレベルが高く、どの学年も練習の段階から一生懸命な取組が見られ、歌声に気持ちがこもっていてすばらしかったです。
 ステージ上での態度や動き、これもすばらしかった!他の学校の人たちや地域の小学生たちにも自信をもって見せることができる「かっこいい」姿だなと思いました。そして、一人一人個性があるように、合唱にもクラスごとに個性があり、それぞれに良さがあるので、順位をつけるのが本当に難しかったです。さらに、クラスの一体感が感じられて、聞いてて心が揺さぶられるような感覚さえ覚えました。
 また、指揮者、ピアノ伴奏者のみなさんが、クラスの合唱を支えるために頑張ってくれている姿にも感心しました。ピアノ伴奏の人はおそらく、夏休みから長い時間をかけて練習してきたのだと思います。その努力とプレッシャーの中での伴奏や指揮は大変だったと思います。そのがんばりに敬意を表したいと思います。
 実行委員の人たちの頑張りや、実行委員によるクラスの紹介文もとてもよかったです。実行委員の人たちが「自分たちの手で合唱コンクールを創り上げるんだ」という強い意志がちゃんと伝わってきました。クラスの紹介文も、本番までのクラスの取組の様子や、クラスの合唱の聞き所やポイント(例えば、「サビの部分の男女のハーモニーを聞いて下さい」や、「この歌の歌詞に込められた思い」、「大切な人を思いながら」など聞いてほしいポイントを言ってくれたので、聞く方もその点に注意しながら聞くことができました。
 最後に、私からみなさんに伝えたいのは、学校はやはり、「あなたたち生徒が主役」だということです。この合唱コンクールで経験したことを生かして、これからの学校(行事だけでなく、委員会や様々な活動も)を自分たちで考え、自分たちで行動し、自分たちで創る意識をもっていて下さい。
 生徒が真ん中の魅力ある宇野中学校をみんなで作っていきましょう!!

  

 

  

  

  

  

  

  

  

  

  

 

  

   

  

合唱コンクールに向けた練習の風景

 いよいよ明日、合唱コンクールです。
 これまで、各学級、合唱コンクール実行委員、指揮者、伴奏者を中心に、工夫して練習を続けきました。
 本番では、その成果を発揮するとともに、先生に引っ張られるのではなく、自分たちが仲間と積み上げてきた様々な「価値」に、気づき、実感し、感動し、達成感を味わってもらいたいと思います。

  

  

  

後期生徒総会

 後期総会を実施しました。
 はじめに、校長先生から、生徒会長などの生徒会三役や専門委員会委員長の新執行部に対する承認がありました。
 令和6年度後期・令和7年度前期の生徒会活動全体テーマは「青春開花~大切な青春を一生の思い出に~」としました。
 前期の活動の反省は旧執行部、後期の活動の予定は新執行部が行いました。その中には、生徒たちの声から改正した「生活の約束」についての説明を含め、生徒たちの自治の精神に基づく反省・取組の紹介・質疑応答などがあり、充実した熟議の場となりました。特に「公約」について、「生活の約束」の改正で学んだ必要な様々なことを経て、実現させてもらいたいです。
 今後も生徒が自ら動き、生徒の手で宇野中を進化させる取組に期待しています。

  

  

  

  

  

「生活の約束(校則)」の一部見直しを行いました

生徒会執行部が中心に、全校生徒アンケートや県内での校則改正の事例研究を行い、髪型や服装に関する「生活の約束」を生徒の力で一部改正した取組を紹介します。

様々な説明資料を準備し、生徒会三役(生徒会長など)と学校職員の代表との意見交換に臨みました。改正すべきであると主張するための根拠となる事例やデータなどを用いた生徒から説明を学校職員が受けました。先生たちから質疑が出され、参加者全員で熟議する場を持ちました。熟議後、次の校長・保護者プレゼンにつなげるために、生徒たちは提案の仕方や根拠の見直しなどを行いました。

  

 

 次に、後日、校長先生・PTA本部役員全員(4名)と生徒会三役と熟議の場を持ちました。前回の学校職員との熟議から大幅にブラッシュアップされた説明資料を基に生徒からの説明があり、参加者で熟議されました。生徒からの提案は、最終決裁者である校長先生に承認され、一部の「生活の約束」が改正されました。ただし「生活の約束」は、これまで以上に、生徒たちによって守られるような取組が必要であることも確認しました。(改正された具体的な内容は、後日の生徒総会で全校生徒に発表されました。)

  

今回の取組は、生徒の自発的な取組であり、自治の精神を育むためのよい機会だったと考えています。今後の生徒主体の取組が増えていくことを期待したいと思います。