本校生徒の様子

本校(生徒・先生)の日々の様子

「生活の約束(校則)」の一部見直しを行いました

生徒会執行部が中心に、全校生徒アンケートや県内での校則改正の事例研究を行い、髪型や服装に関する「生活の約束」を生徒の力で一部改正した取組を紹介します。

様々な説明資料を準備し、生徒会三役(生徒会長など)と学校職員の代表との意見交換に臨みました。改正すべきであると主張するための根拠となる事例やデータなどを用いた生徒から説明を学校職員が受けました。先生たちから質疑が出され、参加者全員で熟議する場を持ちました。熟議後、次の校長・保護者プレゼンにつなげるために、生徒たちは提案の仕方や根拠の見直しなどを行いました。

  

 

 次に、後日、校長先生・PTA本部役員全員(4名)と生徒会三役と熟議の場を持ちました。前回の学校職員との熟議から大幅にブラッシュアップされた説明資料を基に生徒からの説明があり、参加者で熟議されました。生徒からの提案は、最終決裁者である校長先生に承認され、一部の「生活の約束」が改正されました。ただし「生活の約束」は、これまで以上に、生徒たちによって守られるような取組が必要であることも確認しました。(改正された具体的な内容は、後日の生徒総会で全校生徒に発表されました。)

  

今回の取組は、生徒の自発的な取組であり、自治の精神を育むためのよい機会だったと考えています。今後の生徒主体の取組が増えていくことを期待したいと思います。

  

【二年生】マナー講座

 たまの未来プロジェクト(総合的な学習の時間)の一環で、企業訪問に向けて、実社会における一般マナーについて学びました。講師として、玉野市立玉野商工高等学校の先生3人ににお越しいただき、それぞれの学級でマナー講座をしていただきました。
 知識や体験など、いろいろな視点で学習することができました。企業訪問の時だけでなく、今後の様々なフィールドワークでも生かせる多くのことを学びました。

     

 

交通安全協会優良校として表彰されました

本校の交通安全の取組として、日が暮れるのが早くなる時期の夜行たすきの着用、鍵かけコンテストへの参加、日頃の交通マナーなどを鑑み、岡山県交通安全協会から「交通安全協会優良校」として表彰していただきました。

表彰式は、玉野警察署長をはじめ関係者にお集まりいただき、本校校長室で行われました。生徒を代表して、生活委員の委員長と副委員長が表彰状と副賞を拝受しました。

  

【三年生】たまの未来プロジェクトの様子

 学校全体で取り組んでいる「たまの未来プロジェクト(総合的な学習の時間)」では、各学年、玉野市全体を学びのフィールドとした地域学に取り組んでいます。
 3年生では、「玉野市の未来」に向けて、様々な視点から中学生なりの提言を考え、全校生徒が集まる場でプレゼンテーションをする予定です。
 テーマ別のグループで、知識を獲得したりフィールドワークの計画を立てたりと、最終提言に向けて学習を進めています。このプロジェクトは、先生たちは生徒たちに学びを委ね、見守り、必要な場合にはサポートしますが、基本的には、すべて生徒が意思決定して学習を進めていきます。今後の学びの深まりが楽しみです。

  

  

  

PTAさわやかサークル活動「防災教室」

防災教室を行いました。

玉野市役所の危機管理課からお二人お迎えして、能登地震などから学ぶ防災の具体を説明してもらいました。その後、防災バックや防災グッズなど、日頃からの備えについて考える機会となりました。必要なものを考えて、いざという時にすぐに持ち運ぶことができる「防災ボトル」も作ってみました。

この「さわやかサークル」の活動は、保護者主体の自主組織です。様々な活動を通じて保護者同士の懇親を深めることも目的としていますので、今後の活動に、ぜひご参加ください。

  

【一年生】福祉に関する体験学習

  本校一年生が、玉野総合医療専門学校を訪れ、専門学校の先生からの授業として、福祉に関する講義や体験学習をしていただきました。
 専門学校の設備が充実していたり、専門学校の先生の方が高度な知識や技術を有していたりすることから、中学校だけで実施していたときに比べて、子どもたちにとって充実した学びとなりました。
 今後も学校以外の学びの場を広げるなど、さらなる充実した教育課程を実現していきたいと思います。

  

 

  

  

   

 

二学期 始業式

二学期の始業式は、暑さ対策としてオンラインにして教室で行いました。以下は校長式辞です。

 

 みなさんはすでに先週の8月28日からは登校日でしたので、実質的には夏休みが終わり、2学期としてのスタートは切っていますが、今日、9月2日は、あらためて2学期のスタートとしての始業式をおこないます。

 さて、2学期のスタートにあたり、生徒の皆さんが目標をもって頑張れるようなお話をしたいと思います。
 この夏休みは、4年に1度のオリンピックがありましたが、皆さんは何か思い出に残っているシーンはありますか。勝って喜びの笑顔があふれるシーンや負けて悔し涙を流すシーンなど数々のドラマがありました。先生がいくつか思い浮かぶのは、やはり地元岡山の岡慎之介選手のことです。世界のすごい選手がいる中で、金を一つとるのにも大変なのに、個人総合、そして種目別、さらに団体で3つの金メダルをとるという偉業に、岡山(興除中)にこんな選手がいたのだとびっくりしました。しかも、パリ大会の2年前には右膝前十字靱帯を断裂するという大けがに見舞われ、練習はもちろん、日常生活さえもまともに送れない状況に直面したにも関わらず、目標を見失わず、日々その時できることに一生懸命打ち込み、見事に3冠達成を成し遂げました。
 逆に、負けて悔しいシーンも印象に残っています。男子バレーボールの準々決勝のイタリア戦、第5セットまでもつれた試合で、最後15-14と、あと1点で勝利という状況から、あと1点が奪えず逆転負け・・「あと1点だったのに・・・」でも最後の1点を取る難しさを実感しました。
 さらに、男子バスケットボールの試合で開催地である強豪フランス戦のこと、壮絶な点の取り合いの末、4点の差をつけて残り10秒という状況・・・誰もがこれで勝てる!と思っていたところから、まさかの同点に追いつかれて、そのあと延長戦の末敗れる・・という試合もありました。「あともう10秒耐えていれば勝てたのに・・・」選手たちも相当悔しかったと思います。勝負なので勝ち負けはつきますが、いずれにしてもなぜこれほどまでに見ている人の心を動かすのでしょうか。それは、選手が日々血のにじむような努力をし、お互いが全身全霊を傾けて戦っているからだと思います。
 では、なぜ、毎日毎日そんなに努力ができるのか、苦しい思いをしてまでがんばり続けられるのか。それは、彼らが、どうしてもかなえたい夢や目標をもっているからだと思います。岡慎之介選手が、大けがをしたあと苦しい思いをしているときに、岡選手のコーチが「ゴールを明確にしろ、ゴールが見えればそこから逆算して、ひとつひとつ目標を立てていければそのールに向かっていけるっていう話をされたそうです。それが気持ちを切り替えられたきっかけにもなったそうです。夢や目標がない、というのは、ゴールを示さずに「ただ走れ」と言われているようなものです。目標がないのに、「もっと勉強しろ」と言われることとも似ています。なんかやる気がでませんよね。夢や目標は、がんばれる原動力になります。車で言えば、エンジンにもなり、方向を示す「ナビ」にもなります。「夢や目標」といっても、そこまで大きなものでなくてもかまいません。今はできないけど「やってみたいな」「そうなりたいな」と思えることを見つけることができれば、その実現に向けて「意欲」をもったり、その取組が少しでも前に進めば「自信」につながったりします。また、目標に向かっている途中では、失敗や挫折をすることがあると思いますが、それもあなたがレベルアップするための貴重な経験になります。

 さあ、今日から2学期のスタートです。2学期は1年で最も長い学期です。また、3年生にとっては、自分の夢や目標が「進路の実現」と重なってきます。1,2年生の人もこの2学期を、目標を見失うことなく、宇野中の生徒一人一人にとって必ず成長した、といえる学期にしてほしいと思います。また、個人的には合唱コンクールなどの学校行事もとても楽しみにしています。みなさん、一緒に頑張っていきましょう。

 

一期一会(茶華道体験)

6月21日(金)

 地域学校協働活動推進員の津國さん・南濱さんが中心となって企画運営し、地域の方にボランティアで指南役としてご参加いただき、参加希望者を募って、定例の「一期一会(茶華道体験)」を実施しました。
 最初は生け花体験ということで、小さな缶に自分の気に入った花を自分の思うとおりにいけていきました。それが終わると、自分で抹茶を点てて、ボランティアの方が用意してくださった手作りのお菓子とともにいただきました。
 地域の方と触れあう、文化的な体験をする、などを目的として、地域学校協働本部の取組として行いました。生徒・先生・地域のボランティアとみんなが笑顔になる時間を過ごせました。2学期にも実施する予定です。

  

  

  

  

  

     

教育実習生を受け入れました。

 今年度、本校の卒業生の3名を教育実習生として受け入れ、無事に終了しました。様々な先生との出会いには、生徒にとっても学びがあったと思っています。実習期間の3週間で実習生と生徒との仲も深まり、別れの日には、生徒から「もっていてほしい」という声を多く聞きました。

   

  

  

宇野中学校区 小中合同研修会

 中学校区一貫教育校園としての教育活動の充実を図るための様々な研修会を設定しています。今年度は5月8日(水)に「学力向上部会」や「特別支援教育部会」など、部会別に研修を行い、小中接続がスムーズに行われるために必要なことなどについて、研修を深めています。

 6月19日(水)は、第1学年の3学級を対象に第1回の小中合同の授業研修会を行いました。宇野中学校区では「学びの系統表」を作成し、授業において望ましい児童生徒の学びの姿を設定し、授業改善に取り組んでいます。学習端末の活用はすっかり「当たり前」になり、公開授業を基に、今年度から導入されたアプリパッケージ(ミライシード)のよりよい活用の在り方について協議しました。

 宇野中学校区の子どもたちの学びが、さらに豊かになっていくように、我々教員も努力していきます。