生徒会

校則撤廃!生徒にルールづくりを任せる。

修了式とともに校則譲渡式を開催しました。今年度も終わる中で、大きな学校教育の転換を行いました。

生徒会風紀委員会から「自分たちの生活を自分たちで管理運営したい」という具申書が校長に提出され、教職員一同が生徒の適切な成長のために何が必要か、真剣に協議し、校則を生徒会に譲渡し、生徒会会員規則として運営を任せ、随時、望ましいルールを生徒が主体的に考えることこそが未来を生きる生徒の健全育成に望ましい姿と判断しました。

教職員は、全校生徒で話し合い、我が事として学校生活のルールを自分たちで取り決め、自分の思いだけではなく、集団の中の一員として自覚した適切な行動ができるようになって欲しいと考えています。

今後、本校では様々な場面で生徒会委員会が生徒会員規則に従ってお互いに望しい行動を行えるよう取り組むとともに、毎年、生徒会員全員で規則について話し合い、なぜルールが必要かを考えながら、自分の思いと集団の想いの狭間で適切な行動を行う「自律」する心を育成することとしました。

「学校から押し付けられたルールを守る」から、全生徒会会員のことを考えながら自分の思いと折り合いを付けて行動できる生徒の育成を目指していきたいと考えています。