さよなら 6年生

平成28年度 第124回 卒業証書授与式を無事終えました。

19人の子どもたちが、笑顔で巣立っていったことが何よりの喜びです。

4月にみなさんと出会って一年。行事ごと、節目ごとに着実に成長していく姿を見ることができ、 心からうれしく思っています。  みなさんは、胸上小学校の機関車として、通学班や縦割り班、委員会、クラブ活動などでいつもリーダーシップを発揮してくれました。児童朝礼の時には、毎週早めにだまって集合し下級生のモデルになりました。運動会に向けては、夏休みも 学校にやって来て、準備や練習を進めていましたね。応援合戦では、チームのみんなと協力し合い、声を振り絞り、力を出し切りました。ふれあい発表会での合奏練習では、難しい「スターウォーズ」の曲を、あきらめずに根気よく練習。本番では息の合ったすばらしい演奏を聴かせてくれました。みなさんのまじめさ・粘り強さは天下一品です。感心すると共に、十九人の絆の強さに感激しました。   本当に数々の思い出と感動をありがとう。

 いよいよお別れの時が近づいて来ました。そこで、卒業にあたり、私からみなさんに、みなさんもよく知っている、作曲家モーツァルトの 「夢を見るから人生は輝く」という言葉を贈ります。 みなさんに「将来の夢がありますか。」と聞くと、「医者。デザイナー。公務員。野球選手」などとともに、「まだ決めていません。」「なかなか決まりません。」という答えが返ってきました。          それでいいのです。 「今日あの本を読んでしまいたい。」 「中学校の新入生テストで百点を取る。」 「バレーボールの大会で一勝する」・・・・という近い未来の夢。 「将来の夢を見つけることが夢」・・・・・いろいろな夢があっていいのです。何度でも変わっていい、たくさんの夢をもって生きてほしいと思います。   

夢があるからこそ、困難に立ち向かい努力を続けることができます。その努力の汗が、皆さんを成長させ、さらに人生を輝かしいものにしてくれるのです。リオオリンピックで活躍した陸上のケンブリッジ飛鳥選手や体操の内村航平選手は、メダル獲得という一つの夢を実現したあと、それに満足することなく、さらに厳しいプロ選手の道を選び、新たな夢に向かって発進しています。だからこそ、彼らは日々進化し、輝いているのではないでしょうか。あなたたちも、彼らと共に夢をもちそれに向かって歩き続けてほしい。 失敗して辛い思いをしても、思い通りにならなくても、そのことで人の心の痛みが理解でき、より強く優しい人になることができます。  「夢を見るから人生が輝く。」 あなたを支えてくれる全ての人たちが、あなたの夢を応援してくれています。今そこにいる仲間と互いに励まし合い実現に向けて努力し続けてください。

 最後になりましたが、保護者の皆様、本日はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。熱を出した日のこと・けんかして泣いて帰った日のこと・・お子さんに向き合い一生懸命育ててこられたことを思い出され、感慨もひとしおのことと拝察いたします。また、今日まで本校の教育に対し、温かいご支援をいただきまして本当に感謝しております。 いよいよ四月からは中学生。これまでとは違った環境での生活が始まります。戸惑いや不安もあろうかと思いますが、どうかこれまで同様、お子様に温かく寄り添い、見守り、支えていただけますようお願いいたします。    卒業生のみなさん、あなた方が、歴史と伝統ある胸上小学校の卒業生であることを誇りに、将来、お世話になった地域に貢献できるたくましい大人に成長してくれることを期待し、私の贈る言葉といたします。