教育長あいさつ

石川雅史教育長 玉野市は、岡山県の南端、瀬戸内海沿岸に位置しています。市民一人あたりの公園面積が全国第一位であったり、季節ごとの海や山の様々な自然の美しさが楽しめたりする街です。

 また、宇野港と四国方面を結ぶフェリーも行き来しており、香川県高松市とを結ぶ四国への玄関口として栄えた街です。

 昨今、情報社会の進展や少子高齢化等の子どもたちを取り巻く社会環境の急激な変化、価値観の多様化などの影響は、少なからず子どもたちに影響を与えています。

 平成28年度、玉野市教育委員会は、大きな機構改革を実現しました。玉野で生まれた子どもたちの教育保育の充実を図り、一層の健全育成に取り組みたいという方針から、福祉部局の所管する保育園・認定こども園を教育委員会へ移管し、就学前教育課を設置するとともに、就学前教育保育と義務教育がこれまで以上に連携を深め、各中学校区における「地域ぐるみの中学校区一貫教育」の充実を目指すことといたしました。

 現在、各中学校区では、幼児の「学び・社会性の芽生え」から小中学校でのキャリア教育の充実による「主体的に考え、課題を解決していこうとする児童生徒の育成」を目指した教育内容の整理を進めているところです。

 各中学校区の学校園が、地域の子どもたちの課題を整理しながら共通の教育目標を設定し、幼児期から中学校卒業までの発達段階に応じた生徒指導や学ぶ楽しさを実感する学力向上の取組、様々な課題のある子どもへの教育支援の継続等に取り組んでいくことが、これからのたまのっ子健全育成に成果があるものと考えております。

 さらに、本市は市立高等学校2校を有しており、今後、地方創生の視点に立った地域の活性化に資する市立高等学校の役割を明確にしながら、地元で即戦力として活躍する人材育成に取り組む市立高等学校の在り方を検討し、玉野商業高等学校への機械学科新設を決定いたしました。今年度から新学科創設係を設置して、平成30年度の開設を目指しております。

 そういった中で「学びの質の向上」「豊かな人間性育成」「地域連携強化」「教師力育成」の4つを柱として玉野市の教育を一層充実させていくため、様々な施策を推進しております。

 また、市立図書館の商業施設への移設も完了し、これまで以上に多くの市民の方々が快適に利用できる生涯学習の拠点としての図書館運営がなされるものと期待しております。

 今後も、学校園・保護者・地域社会とともに歩む姿勢を大切にしながら、子どもたちの学力向上と心身の健全育成に向けて様々な施策を進め、玉野で育つ子どもたちが、郷土玉野を愛する心を持ち、将来に向かって大きな夢を思い描きながら、夢の実現のために自分の力を高めていく姿勢を身につけて生きていけるよう、強い学校園教育・保育を構築して参ります。

 玉野の子どもたちには、自他を大切にしながら、充実した人生を送ることができる大人になって欲しいと願ています。

 日頃より、保護者や地域の方々、市民の皆様方には学校教育について御支援いただいており感謝申し上げます。今後も、子どもたちのために御理解・御協力よろしくお願いいたします。

 豊かな心と確かな学力を身につけ、自分の夢に向かって歩む子どもの育成を目指し、「たくましく、まなんで、のびるたまのっ子」を育てるよう、学校・保護者・地域と一体となって尽力していきたいと考えております。

        玉野市教育委員会教育長 石川 雅史